疾患のデパート(血友病A 先端巨大症 ぜんそく アトピー・・・・)

様々な持病を抱えた社会人♂がいろいろ語ります。

眼科に行ってきました。

飛蚊症って知ってますか?ぱっと目を向けた方向に黒い点とかミジンコみたいなものが見える現象です。結構これがある人は多いんですが、私も飛蚊症もちです。10代の頃からありましたが、2012年の夏頃にこの数が増えましてね。なんかおかしいと思って眼科に駆け込んだら網膜剥離になる一歩手前だったそうです。すぐその場でレーザー手術をしてもらいました。よく覚えてませんが網膜のところをつなぎとめるために瞳孔を開いてレーザーを当てる手術です。痛みもなけりゃ入院もなく日帰りでできるので助かりましたね。それからは定期的に眼科を受診し、散瞳検査といって瞳孔を開く目薬を入れてもらい、光を当ててもらいながら目の状態を見てもらう検査を受けています。この動向を開く目薬が曲者でね、これを点眼するとしばらくまぶしくてしょうがないんですよ。目がかすんでよく見えなくなりますしね。ですからこれをやると運転ができません。数時間すると元に戻ります。今のところ問題はありませんが半年に一回くらい眼科を受診して経過観察しています。昨日もやってもらいましたが、左目の端っこの方にきわめて小さな白内障があると言われてしまいましてね。また疾患のレパートリーが増えました。どんだけ増えるんでしょうか。でも全然問題ないレベルで、治療どころか予防すら別にしなくていいよと言われました。本当に大丈夫かと思ってアスクドクターズ(医者に直接質問できるyahoo知恵袋的なサイト)で質問してみたら白内障は白髪みたいなもんで誰でも年を取ると出てきます、影響がないレベルなら放置でいいです。アトピーがある人は起こりやすいのでそれかもしれません、と教えてもらいました。一安心でしたが、悪化しないようにルテインという、白内障にいいサプリを飲むことにしました。そういえば去年営業から事務職に異動になってからパソコン触ってばっかりなんですよ。目に悪い環境ですからこれくらいの対策はしておいたほうがいいかもしれません。

2回目投薬

今日は先端巨大症のサンドスタチンlarの日。今回は左のケツに注射しましたがやはりあまり痛くありません。これを痛いって騒いでる人はどんだけケツがやわなんでしょうか。それとも俺のケツがすごいんでしょうか。ともあれ、前回の注射の時は副作用としてうんこが少し白くなったり下痢になりましたが下痢は多分副鼻腔炎で飲んでたクラリスの影響だと思います。とくに何もありませんでした。次の診察は4月28日!ゴールデンウィークの前日です。

耳の中で音が響くことがあったら

水中に潜った後などに耳の中に水が残っていると違和感がありますね。歯をカチカチやるといつもと違って耳の中で響くようなことがあると思います。水に入ってもいない、水が耳の中に入るようなことがなかったのに急にこうなったら?これは中耳炎の前兆とも言われますが多くの場合は耳くそです。耳掃除のときに鼓膜のほうまで耳くそがいってしまい、引っかかっていることがあるんです。こういった場合は耳鼻科にいって吸引してもらいましょう。1000円程度でできます。とてもすっきりしますよ。それでも治らない場合は中耳炎の可能性があります。中耳炎は放っておくと慢性化しますからなるべく早く対処が必要です。気を付けましょう。

先端巨大症闘病記 サンドスタチンLARたいしたことないやんけ

昨日は久々に先端巨大症の治療に病院へ行きました。術後、全部は取り切れてなかったので薬の治療を、ということでサンドスタチンLAR筋肉注射を投与してもらいました。指定難病の申請も降りて治療費も払えるようになったので昨日から投与開始です。筋肉注射は月に1回の投与でいいんだから楽です。この筋肉注射、噂ではめちゃくちゃ痛いらしいんですよ。ネットでもこれは最高に痛い。マジで痛い!とか書いてありましたし、先生も痛いですよと言ってました。びくびくしながら投与を迎え。指を噛んで別の場所に痛みを与えて気を紛らわせようとしてたらなんとちくっとしただけで終わり。ぜーんぜん痛くありませんでした。ナースの腕もあったのかもしれませんが、正直思ってたよりは痛くありませんでした。尿カテーテルを抜くときみたいな痛みを想像してたんですが、ちょっと脅かしすぎです。いや、開業医で次やってもらったら痛いかもしれませんが、他の患者さんもそんなに痛がってないですよ、ですって。怖がってる人は安心してください。痛い人は痛いかもしれませんが、すぐ終わりますし一瞬です。なんか長いみたいなことを書いてる人もいますよね。うそです。すぐ終わりますから安心してください。

副鼻腔炎 再び

数年ぶりの副鼻腔炎です。なつかしき眉毛の下の痛み。ひどくなると脈動するように痛みますが。ついになりました。そもそもちょっと臍が痛かったので臍の炎症にクラビットを四日飲んでましてね。その途中で副鼻腔炎に気づきました。ついでにこのクラビットが治してくれると思ったらまったく治りませんでした。その後耳鼻科にいってムコダインアベロックス1週間。ところがこのアベロックスが全然効かない。見る見るうちにひどくなりました。再診時はメイアクトを出されそうになりましたがそんなの効きますかね?と聞いたらジェニナックに。すると翌日から痛みがひきましたね。前もそういえばこれ使ったんですよ。副鼻腔炎はジェニナックが一番効きます。結局一週間飲んだらうそみたいに痛みがなくなって今はクラリスで維持治療中です。

フォアダイス

フォアダイス

ちょっと性器に関する話が出てくるので女性は閲覧しないでください。(閲覧は自己責任ですが僕は注意喚起はしましたからね。)

自分の疾患についての話はなんでも書いていこうというのが僕のスタンスです。
下の話ですが性病ではありません。が、男はよくあることなので書きます。
もし不安になった殿方がいたらぜひともこのブログを見て安心してください。

今回の疾患はフォアダイスです。フォアダイスというのはアソコにできるニキビのようなものです。位置づけとしては疾患でもなんでもないのかもしれません。その、、、アソコの首がありますよね?アソコの先っちょのフォルムってUFOみたいになってるじゃないですか?UFOでいうと、側面の部分。あそこに白いぶつぶつができる人がいるんですよ。よーーーーく見ないとわかりません。ぱっと見ただけではわからないのですがよく見るとブツブツみたいなのができる人がいます。これを尖圭コンジローマなどの性病と間違える人がいるんですね。かくいう僕もその一人。性病か何かではないかと怖くなり、こないだアップしたアトピーを見てもらった皮膚科医の元に駆け込みました。その先生、女医だったんですが、僕は病気のほうが怖かったので恥も外聞もなく見てもらいました。「先生、これ性病か何かですかね、調べたらフォアダイスというのも出てきたんですが」と聞くと「よくご存知ですね、その通りです。治療しなくても全然大丈夫ですよ。美容的な問題だけですがあまり目立たないからそれも問題にならないと思います」と言われました。

これを聞いて安心しました。もしこのぶつぶつが怖いという人がいたらぜひとも皮フ科か泌尿器科を訪問ください。不安が解消されること請け合いです。

アトピービジネス

アトピービジネスとは、アトピーが治りにくいことを利用したビジネスです。アトピーは慢性で再発しやすく長期化しやすい疾患であるがゆえに皮膚科の治療がうまくいかず、なかなか治らないことが多いん です。
 この病気は、塗り薬を先生から言われた通りにちゃんと塗らないと治らない病気なんですね。指示さえ守って真面目に薬を塗ってれば治るんですが、塗り薬って塗るの面倒じゃないですか。患者が指示を守らないことが多いんですよ。アトピーの治療ってのは風呂あがったらすぐに保湿剤を全身に塗って、炎症があるところにステロイドを十分量塗る(ここも大切です。多くの患者はステロイドにびびってちょっとしか塗りません)、それも勝手にやめずにちゃんと赤みが収まるまで塗る。次の診察で薬を切り替えて、また塗り、来院。徐々に投与間隔を大きくしていって最終的に塗らなくなるか、塗る頻度を少なくしていい状態を維持できれば治療成功なんですね。
 だからアトピーってのは皮膚科医の指示を守ることがとても大切なんですが、ちょっとよくなると面倒になって薬を塗らなくなる人が多い。塗らなくなると湿疹は悪化する。本来は患者がちゃんと指示通りに塗ってないから悪い、という話ですが一部の患者は医者のせいにします。皮膚科医やステロイドに対して不信感が生まれるんですね。
 そこに付け込んでくるのがアトピービジネス。「病院やクリニックにいってもアトピーは治らない!皮膚科医はステロイドを出すだけだ!本当に治すには体質を変えるためにこの薬やサプリを飲めばいい!この化粧品を塗ればいい!」とか言うわけです。患者が持つ、ステロイドや皮膚科医に対する不信感に付け込んで自社製品を買わせようとするわけですね。当然売りつける製品は本当にデータを取ったのかも怪しいものだったりします。(中にはまともなのがあるかもしれませんけど僕は信用できません)
 彼らのような集団がはびこっているのはもう一つ理由があります。個人ブログです。その会社と無関係な人であっても「皮膚科医は行くべきでない。ステロイドを出すだけ」「このサプリや化粧品を使ったら治った!」「脱ステロイド」という真偽がはっきりしていない情報を声高に叫ぶブロガーたち。彼らもこのアトピービジネスの共犯者となってしまうのです。彼らに悪意がなくても。彼らはたまたまその方法で治ったのかもしれませんが、その方法は医薬品を使った治療のように臨床試験をして大勢の患者を対象にデータを取っているわけではありませんから、その方法は普遍的な方法ではありません。マクロの視点から見れば信用できないものかもしれないのです。が、それをあたかもみんなに使える治療法ですよ、とドヤ顔で吹聴する人がいる。それもきわめて断定的な言い方で。こういう状況があるからアトピービジネスはなかなかなくならないのです。
 アトピーとか湿疹で悩んでいる人は必ず皮膚科に行き、その先生の言うことを守るべきと思います。それも専門医がやっている皮膚科ですよ。○○クリニック 内科 小児科 皮膚科 とか ××医院 内科 皮膚科 みたいに「皮膚科」が一番最初に来ていない皮膚科はだいたい偽物の皮膚科です。彼らは内科の先生で、皮膚科の専門知識がありませんので適当にステロイドを出すだけという治療をしてしまいがちです。○○皮膚科 ○○皮フ科医院 ▲▲クリニック 皮フ科 形成外科 などはたいてい皮膚科専門医です。
 ぜひとも皮膚科専門医でアトピーの治療を受けるべきです。それもちゃんと保湿剤とステロイドを両方使い、よくなったらちゃんとタクロリムス(成分名です。僕は先発品を使っています。)や弱いステロイドに切り替えてくれる先生がベストです。皮膚科の中でもピンキリで、ステロイドを適当に使っとけばいいだろみたいな先生もいますので注意が必要です。逆にステロイドをまったく使わない先生というのもいますが、果たしてどうなのか。データに裏付けされている治療かどうか調べる必要はあるでしょう。皮膚科選びは慎重に。そしてアトピービジネスに騙されないようにしましょう。

 

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